インドネシア人実習生来日【山口新聞2022年4月27日】

下関に3年ぶり、沖合底引き網漁業

3年ぶりの来日となったインドネシア人の漁業実習生たち=26日、下関市役所3年ぶりの来日となったインドネシア人の漁業実習生たち=26日、下関市役所

下関漁港を拠点とする沖合底引き網漁業の技術移転による国際貢献を目的に下関外国人漁業研修生受入協議会(波田慎治会長)が受け入れているインドネシア人の第13期漁業実習生8人が26日、市役所に前田晋太郎市長を訪ね、意気込みを語った。

今後は日本語と漁業を学び、8月16日から県以東機船底曳(びき)網漁協(宮本洋平組合長)所属4社の船に乗って出漁する。同協議会はインドネシアからの実習生を毎年受け入れているが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続で新たな実習生を呼べず、3年ぶりの来日。5月末には14期生14人を受け入れる。

昨年は3年間の実習を終えて特定技能の在留資格に移行したインドネシア人乗組員を同漁協所属の会社が人手不足に対応するため初めて雇用し、日本人乗組員と同じ待遇とした。

波田会長は「3年ぶりに迎え入れることができて非常に喜んでいる。貴重なパートナーになるようサポートする」とあいさつ。ム・アルビアン・シャーさん(21)は「やっと下関に来ることができた。3年間頑張ります」と決意を述べた。前田市長は「実習で得た知識と経験が母国の発展と両国の友好につながれば」と激励した。

宮本組合長は「早く日本に慣れてもらい、たくさん魚を取ってほしい」と話していた。

同漁協に所属する漁船5組10隻は来年5月まで萩市見島沖から長崎県対馬周辺にかけての日本海で操業する。

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