技能実習生受け入れ先 法令違反83件【新潟日報2021年10月4日】

新潟県内 労働局20年調査

新潟労働局は、外国人技能実習生が働く県内の事業所に対して労働基準監督署が2020年に行った監督指導112件のうち、7割超の83件で労働関係法令の違反があったと、4日までに発表した。違反は19年調査から12件増え、過去5年で最多。実習生の増加に伴い、監督指導の実施件数や法令違反は増加傾向にある。

違反の内容は、機械などの安全使用に関することが31件(19年比8件増)と最も多く、健康診断の結果について医師に意見を聞いて対応しなければならないのに聞かずにいたケースが25件(同19件増)、違法残業などの労働時間が18件(同3件増)と続いた。

監督指導は、実習生や第三者からの情報提供などに基づき、法令違反の疑いのある事業所に対して実施。日本人労働者への法令違反も含まれる。新潟労働局によると、20年の実習生は4357人と16年比で倍増。実習生の増加に伴い情報が多く寄せられるようになっているという。

岩瀬信也局長は「法令を周知し、技能実習制度が適正に運営されるよう努めたい」と話している。

 新潟労働局は、外国人技能実習生が働く県内の事業所に対して労働基準監督署が2020年に行った監...…