実りの秋、留学生らが稲刈り体験 山口【朝日新聞2021年9月27日】

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鎌で稲を刈る留学生ら=2021年9月26日午前9時12分、山口市吉田、寺島笑花撮影

ハンガリーやケニア、カンボジアなど7カ国の留学生と技能実習生ら16人が26日、山口市吉田の田んぼで地域住民らと稲刈り体験をした。収穫した稲ははぜ掛けし、2~3週間程度天日干しする。今後は餅つきやしめ縄作りなどを体験する。

2004年から留学生らを支援する「国際交流ひらかわ風の会」が企画し、今回が13回目。稲刈りの前には、田のほとりに祭壇を設けて「お田刈」の神事も執り行った。

山口大学で獣医学を学ぶ、インドネシア出身のレニ・マイリナさん(37)は「母国で稲刈りを手伝ったことはなかったけど、楽しさを知った。帰国したら手伝いたい」。フィリピンから来日し、市内の介護福祉施設で働くネルさん(31)は「フィリピンでは収穫の時に神様にお礼をする文化はないし、稲をたたいてコメを落としてから天日干しする。異なる文化を学べて面白い」と話した。

風の会の板谷源治さん(78)は「留学生たちと一緒に作業するのが自分も楽しい。日本の農耕文化を感じてもらえれば」と話していた。(寺島笑花)

朝日新聞デジタル

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