北海道の技能実習生、20年度来日44%減【日本経済新聞2021年8月23日】

 北海道猿払村の加工場でホタテの貝柱を取り出す技能実習生ら=共同

北海道が公表した「外国人技能実習制度に係る受入状況調査」によると、2020年度に新たに来日した技能実習生は19年の1年間に比べ44%減った。新型コロナウイルスの影響がでた。

回答した企業・団体の9割が新型コロナの影響を挙げた。入国の遅れや減産などにつながったという。ただ、これまでに来日した技能実習生を含めた受け入れ数全体は10%増の1万2293人と9年連続で増えた。北海道の調査対象が広がり、補足できた2年目以降の技能実習生数が増えた。

受け入れた外国人技能実習生の滞在年数は1年目が2428人で2年目は4074人(36%増)、3年目が4383人(38%増)、4年目は790人(52%増)、5年目は618人(3.9倍)だった。業種別では食品製造業が50%で、農業(20%)や建設業(17%)の上位3業種で9割近くを占める。

国籍別では全体の6割強の7624人をベトナム人が占めた。中国人(2358人)が次いで多い。フィリピン(675人)、ミャンマー(608人)やインドネシア(351人)が続いた。

215の企業や団体を調査し、91%にあたる198の企業や団体から回答を得た。うち173の企業や団体は北海道内で外国人技能実習生を受け入れていた。19年まで暦年で調べていたが、今回から年度に切り替えた。

日本経済新聞

北海道が公表した「外国人技能実習制度に係る受入状況調査」によると、2020年度に新たに来日した技能実習生は19年の1年間…