阿久根・鶴翔高生「援農」励む コロナ下、人手不足に強い味方 紅甘夏、バレイショ…実習の場に 【南日本新聞2021年2月15日】

バレイショを収穫する高校生=長島町下山門野
バレイショを収穫する高校生=長島町下山門野

阿久根市の鶴翔高校生が、新型コロナウイルス下の地域農業で存在感を増している。人手不足の農家を手助けする農作業実習「援農活動」で、紅甘夏に続き、今年から長島町のバレイショ収穫も支援。農家の高齢化に加え、新型コロナで技能実習生の来日が遅れ、人手不足に拍車が掛かっている地域を支える。

JA鹿児島いずみによると、近年は農家の高齢化や担い手不足で収穫時期の労働力確保が深刻化。新型コロナの入国制限などで、収穫に携わるベトナム人技能実習生3人の受け入れが昨夏から2月下旬に延び、特定技能外国人の確保も難航しているという。

同校は市の仲介を受け、2017年から地元脇本地区の紅甘夏の収穫実習に取り組む。人手が足りない農家と実習の場を確保できる高校側の利点が一致した。早春バレイショの収穫についてもJA鹿児島いずみから協力を依頼され、快諾した。

収穫作業は1月28、29日にあり、農業科学科の1、2年生計40人が町内3カ所で、実をかごに入れる作業などを担当。1年早水路登さんは「苦労して収穫している農家の力になれれば」と話した。

同校は今後、春バレイショの収穫も支援する予定。JA鹿児島いずみの冷水裕介主任(34)は「収穫は多くの人の手が必要なので、高校生の存在はありがたい」と感謝した。

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