久留米市の人口、3年ぶり増加 外国人実習生受け入れ増など要因【西日本新聞2021年2月9日】

久留米市の外国人人口の推移

 福岡県久留米市が発表した2019年度の市の総人口(外国人を含む)は30万4705人で、前年度比2人増の微増となり、3年ぶりに増加に転じた。一方、外国人を除いた19年度の日本人だけの人口は30万308人と前年度比454人減で、4年連続の減少となった。増加を続ける外国人人口が、市の人口減に歯止めをかけた形だ。20年度は、コロナ禍の影響で、人口動向がどう変わるか注目される。

 人口動向は、住民基本台帳の年度末人口に基づき、市が発表している。

19年度は、外国人人口が4397人と前年度比456人増え、8年連続の増加となった。市によると、北野町や城島町の農家で、技能実習生や新たな在留資格「特定技能」の受け入れが増え続けているという。

市内への転入数(1万3571人)は、市からの転出数(1万2612人)を959人上回り、3年ぶりの転入超過に。20~34歳は104人の転入超過だった。市は、コロナ禍のため、年度末に若い世代の進学や就職での首都圏などへの市外転出が減ったことなどが要因とみている。

19年度の出生数(2676人)から死亡数(3287人)を引いた「自然動態」はマイナス611人で、9年連続のマイナス。

女性1人が産む子の人数を示す「合計特殊出生率」は1・59と前年比0・02ポイント上昇し、2年連続の上昇となった。 (平峰麻由)

西日本新聞ニュース

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