外国人労働者 増加にブレーキ 昨年10月コロナ禍影響【朝日新聞2021年2月4日】

昨年10月末現在の宮城県内の外国人労働者数は1万3797人で、過去最多を更新したものの、前年同期の1・5%増にとどまったことが、宮城労働局の調べでわかった。震災後の人手不足から年々2割前後の増加ペースが続いてきたが、コロナ禍の影響で働く場が減り、急ブレーキがかかった形だ。

国籍別ではベトナム4500人(対前年比7・3%増)、中国2512人(9・5%減)、ネパール1914人(8・0%増)と続く。製造業で働く人が全体の31・6%を占め、特に食品製造に集中。在留資格別では、主に留学生がアルバイトをする資格外活動が4712人、技能実習が4411人で、それぞれ1・2%、1・3%減った。

県内の外国人労働者数は2012年の3・6倍で、全国(2・5倍)を上回るペースで増えてきた。だが昨年以降、コロナ禍の影響で工場で働く技能実習生が入国できなくなったり、飲食店で留学生がアルバイトできなくなったりした。製造業で働く外国人は前年の7・5%減、宿泊・飲食サービス業は2・6%減。収入を失い、苦境にある外国人も少なくないとされる。

全国の昨年10月末の外国人労働者数は、4・0%増の約172万人。増加率は前年の13・6%から大幅に下がった。(石橋英昭)

朝日新聞デジタル

 昨年10月末現在の宮城県内の外国人労働者数は1万3797人で、過去最多を更新したものの、前年同期の1・5%増にとどまっ…