運転免許試験、ベトナム語OK 兵庫県内の人口10年で5倍超に【神戸新聞2021年1月21日】

兵庫県内で実施される運転免許学科試験が、ベトナム語で受験できるようになった。県内の在留ベトナム人の増加を受け、県警が、英語、中国語、ポルトガル語に続いて、今年から導入。背景には、外国人労働者の受け入れを拡大する政府方針があり、同試験の多言語化は警察庁も推奨。全国で進んでいる。

外国人が運転免許証を取得するには、外国の免許を切り替えるか、日本人と同じ手続きが必要。切り替えは、取得国に通算3カ月以上滞在する条件があり、日本で取得を目指す人が多い。

県内のベトナム人は2019年12月末で2万1870人と、この10年で5倍超に増加。在留外国人の国籍別の割合でも、4・2%から18・9%に増えた。労働者に限ると、19年10月末時点で1万7207人、同割合は最多の41・9%になっている。

県内で、同試験の英語受験が可能になったのは1999年12月からで、13年4月には中国語とポルトガル語も加わった。警察庁は19年3月、在留外国人の増加を受け、同試験の多言語化を進める方針を示している。

試験は、同じ問題をベトナム語に翻訳して、明石運転免許試験場(明石市)と、但馬運転免許センター(養父市)で実施。平日の午前と午後に1回ずつ。現在は新型コロナウイルス対策で人数を制限しており、予約が必要。明石TEL078・912・1777か1778、但馬TEL079・662・1117

(堀内達成)

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