雪かき 頼りになる実習生 能美の住宅でボランティア【中日新聞2021年1月16日】

家の前に積もった雪をスコップでかくベトナム人ら=能美市金剛寺町で

家の前に積もった雪をスコップでかくベトナム人ら=能美市金剛寺町で

能美市などで暮らすベトナム出身の技能実習生の男女五人が十五日、同市金剛寺町の民家で、除雪に精を出した。
 市社会福祉協議会が、除雪が困難な独居世帯などを対象に行っているボランティア活動の一環。平日は人手が足りないため、市国際交流協会を通じて在住外国人に協力を依頼した。
 この日は、九谷焼作家を志し、昨年三月に東京から移り住んだ兼子ふみえさん(48)方で作業した。兼子さんは一人暮らしで、以前から両手を痛めていたため、見かねた東京の知人が社協に助けを求めた。
 社協職員や町内会長らも加わって、庭先に残っていた雪をスコップでかいた。ベトナムの首都ハノイ生まれのグエン・ティドゥ・ハンさん(37)は「これだけの雪を見るのは初めて」と話し、足元に気を付けながら手を動かしていた。
 兼子さんは「一時は腰の高さまで雪が積もり、三日三晩、一人で除雪しても追いつかなかった」と話す。ボランティアのおかげで車がようやく自宅前に止められるようになり、「人の温かさに触れました」と感激していた。 (平井剛)
中日新聞Web

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