台風被害の椎葉村義援金 送金・募集締め切りの方針【朝日新聞2021年1月14日】

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土砂崩れ現場の対岸にある献花台には多くの花束が置かれていた。献花台は今月撤去された=昨年12月、宮崎県椎葉村下福良

宮崎県椎葉村は、昨年9月の台風10号による被害に関連して、募集している義援金の受け付けを今月末で締め切ることを決めた。今後は配分検討委員会をつくり、手続きに入る。

村は台風被害に関して2種類の義援金を募っている。4日現在、住家損害などを受けた村民向けは325万3225円(220件)、土砂崩れに巻き込まれた建設会社「相生(あいおい)組」のベトナム人技能実習生2人の家族への義援金としては832万4842円(378件)が集まった。

昨年9月の受け付け開始後、県内外のさまざまな年代の人から義援金が届いている。「(技能実習生と)同年代の子がいる身として、異国の地でがんばっていた若者の家族を支えたい」「大変心を痛めています。わずかながらでも力添えできたら」といったメッセージも寄せられているという。

福祉保健課によると、土砂崩れから11日後に遺体で見つかったベトナム人技能実習生のグエン・ヒュー・トアンさん(享年22)の家族には昨年12月、義援金とは別に村が弔慰金500万円を送った。今も行方不明のベトナム人技能実習生チャン・コン・ロンさん(20代)の家族にも同額の弔慰金を渡す手続き中という。

義援金の担当者は「皆様の温かい支援に感謝しています。義援金と共に気持ちもしっかりとお渡ししたい」と話す。問い合わせは総務課(0982・67・3111)へ。(浜田綾)

朝日新聞デジタル

 宮崎県椎葉村は、昨年9月の台風10号による被害に関連して、募集している義援金の受け付けを今月末で締め切ることを決めた。…