社会保障フォーラム/105 短期在留外国人ももらえる年金の脱退一時金【毎日新聞2020年11月28日】

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◆年金

 日本に住む20〜60歳未満のすべての人は国民年金に加入する義務があります。しかし、短期滞在の外国人の場合は、老齢年金を受けられるようになることは非常に少ないといえます。そこで、1994年の年金制度改正によって、短期在留外国人のために脱退一時金を支給する制度が導入されました。

 対象は、6カ月以上国民年金または厚生年金保険に加入している短期滞在の外国人で、年金を受けられずに日本を離れた場合に2年以内に請求を行えば、6カ月以上3年(36月)を上限として保険料を納めた月数に応じて脱退一時金が支給されます。