菅首相、ベトナム公式訪問終えインドネシアへ【VIETJO2020年10月20日】

首相就任後初の外遊としてベトナムを公式訪問していた菅義偉内閣総理大臣と真理子夫人は、ベトナム時間20日午前9時ごろにハノイ市ノイバイ国際空港を出発し、次の訪問先であるインドネシアへ向かった。

菅首相は18日午後にノイバイ国際空港に到着し、ベトナム公式訪問を開始。19日には歓迎式典に続いてグエン・スアン・フック首相との会談、グエン・フー・チョン書記長 兼 国家主席との会談、グエン・ティ・キム・ガン国会議長との会談などに臨んだ。

日・ベトナム首脳会談では、ビジネストラックの運用開始と双方向の定期旅客便の再開について合意。フック首相は、日本からの40億円規模の医療物資・機材支援および技術協力に謝意を述べた。両首脳は、両国で協力し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)からの回復軌道を描いていくことで一致した。

会談ではこのほか、人道支援・防災協力、特定技能・技能実習、経済協力・経済関係、安全保障、外交関係樹立50周年、地域情勢などについても話し合われた。菅首相は、2021年に日本で開催予定の日メコン首脳会議に合わせて、フック首相を日本に招待したい旨を表明した。

また19日には、在留邦人代表者との昼食会を行い、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線プロジェクトやバイクの生産・販売、スマートシティ開発などの日本企業が関わる事業や、インフラ整備をはじめとする日本のベトナムへの支援、ベトナム国立交響楽団による活動や日越大学における協力など、多様な両国間の交流・協力について意見を交換した。

同日午後には、ベトナム国家大学ハノイ校の7番目の傘下大学で、日越共同の高度人材育成機関として2016年9月に開学した日越大学(Vietnam Japan University=VJU)を訪問。政策スピーチや学生との懇談を行った。日本語で行われた懇談会には、日越大学から7人と外国語大学から3人の計10人が参加し、終始和やかな雰囲気だった。

学生からの「菅首相が日課にしていることはありますか」という質問に対し、菅首相は「毎日5時に起床し23時に就寝するように心がけています。朝晩100回ずつの腕立て伏せと40分の散歩を日課としています」と気さくに応じた。また、菅首相は「皆さんが卒業後に日本とベトナムの架け橋として活躍することを期待します」と述べ、学生たちを激励した。

菅首相は、日課の散歩のため20日午前6時ごろにホアンキエム区のホアンキエム湖周辺を散策。笑顔を見せながら地元住民に手を振る姿も見られた。

ベトナムと日本の間の広範な戦略的パートナーシップの発展を背景に、菅首相が就任後1か月で最初にベトナムを公式訪問したことは、日本がベトナムおよびベトナムとの二国間関係を重要視していることを示すものであり、今後の広範な戦略的パートナーシップのさらなる強化が期待される。

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