行方不明者4人の捜索続く 260人態勢、宮崎・椎葉村【朝日新聞2020年9月8日】

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台風10号による土砂崩れ現場で重機を使って行方不明者の捜索を行う消防団員ら=2020年9月8日午前7時26分、宮崎県椎葉村、吉本美奈子撮影

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台風10号による風雨で土砂崩れが起きた宮崎県椎葉(しいば)村では、8日朝から県警などが約260人態勢で安否不明となっている男女4人の捜索を再開した。
崩落した土砂は現場直下の十根川の対岸にも達した。県警は「かなりの量の土砂で、4人は川に流された可能性もある」とし、十根川下流にも捜索範囲を広げている。

この日の捜索は午前7時に始まった。県警などによると、県警機動隊など62人のほか、大阪府警の広域緊急援助隊126人も参加。
地元消防団員60人らも加わり、現場周辺のほか、十根川下流や、十根川が注ぐ本流の耳川にあるダム湖周辺などを分担して捜した。

現場近くの十根川の川底には流倒木のほか、ひしゃげた自動車や建築資材と見られる鉄骨や壁材などが散らばっていた。

土砂崩れは6日夜、椎葉村下福良の国道265号沿いの谷間で発生。建設会社「相生(あいおい)組」の事務所や相生秀樹社長宅が巻き込まれた。
相生社長の妻で60代の勝子さん、長男で30代の泰孝さん、ベトナム人技能実習生で20代のグエン・ヒュー・トアンさん、チャン・コン・ロンさんの計4人の安否が分からなくなり、地元消防団などが周囲を捜していた。

土砂から自力で脱出した相生社長は胸の骨が折れるけがを負った。相生社長は救助隊に対し「6日午後8時から8時半の間に流された」と話したという。(菊地洋行、川辺真改)

朝日新聞デジタル

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