言葉の壁や経済的困窮から医療機関を受診できない外国人のために、無料で健康診断をする医療相談会が30日、前橋協立病院(前橋市朝倉町)で開かれた。新型コロナウイルスの影響で3、5月に予定していた医療相談会は中止されていた。主催者は「コロナで外国人の生活はますます厳しくなっている。世間の関心と行政の支援が必要だ」と話す。
27年前から続く61回目の医療相談会。コロナ禍では初めてのため、受診は事前予約制にし、すべての関係者が検温やマスクとフェースシールド着用という対応を取った。問診表はいつも通り英語やポルトガル語、ベトナム語など9言語を用意。41人が受診した。
毎日新聞
言葉の壁や経済的困窮から医療機関を受診できない外国人のために、無料で健康診断をする医療相談会が30日、前橋協立病院(前…